After Dark/Don Braden Septet

今回は、さらに拡大した編成で、4管セプテットでの録音。新たに、スティーブ・ウィルソン(as)が加わり、他に、ノア・ブレス(tb)とダレル・グラント(p)、スコット・ウェンホルト(tp)という布陣。スコット・ウェンホルト、キター!って感じです。いいラッパです。「Michael Davis」のバンドや、「Manhattan Jazz Orchestra」「Bob Mintzer Big Band」にも参加している強者です。
4管編成セプテットでは、分厚いハーモニーと凝ったアレンジが、楽しめます。では、オリジナル2曲行きます。「After Dark」は、ゴージャスなアレンジで、ごりごり来る。がね、これだけの大所帯の録音なので、ソロが短くて、物足りないな。もっと、ハジケそうな曲調なのになぁ。
「Night」は、落ち着いたバラードで、ワンホーン。ブレイデンのクセのない音は、こういう時に、もってこいです。メロディアスなアドリブラインには、好感持ちます。
スタンダード「You And The Night And The Music」は、ウェンホルトとの2管ピアノレスで、輪唱みたいなテーマアレンジ。ま、セッションですな。
で、スティービー・ワンダーの「Creepin'」をセプテットアレンジで。ちょっと格好悪い・・・。すごくハモるのは、流石に一流所の腕ですねぇ。素晴らしいんですが、もうちょっと、演りようがあったのでは?と、思います。
アップテンポのオリジナル「R.E.M」は、良いよ!先発ウェンホルトが、ランディ系変態気味なフレイジングで飛ばしてくれます。もうちょっと、聴きたいな。という所でグラントのソロ。メカニカルなフレーズも繰り出してきますが、ちょっと、タッチが弱いかも。
バラード「Stars Fell On Alabama」で、息抜き。
セロニアス・モンクの「Monk's Dream」はピアノレストリオ。この、アイディアが、お気に入りなのか、このアルバムでは、2曲ありますね。変化が付いて面白いと思います。
オリジナルを2曲続けます。「Dawn」では、フルートを披露。ソロはテナーでした。上品な6/8拍子のアンサンブルは、気持ちよく響きます。
ゴージャスなハーモニーアレンジのブルース「The Hang」。うーん。いなたい。
様々な、編成を織り込みつつなので、非常にカラフルな印象なアルバムです。
- After Dark
- Night
- You And The Night And The Music
- Creepin'
- R.E.M.
- Stars Fell On Alabama
- Monk's Dream
- Dawn
- The Hang
- Don Braden(ts,fl)
- Scott Wendholt(tp,flh)
- Steve Wilson(as)
- Noah Bless(tb)
- Darrell Grant(p)
- Christian McBride(b)
- Carl Allen(ds)
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