Feelin' And Dealin'/Ralph Lalama and His Manhattan All Stars

ニューヨークのいぶし銀テナーマンのラルフ・ララマ。トム・ハレルと組んだ一枚です。


FEELIN' AND DEALIN'image

このララマという人は知らなかったのですが、正統派バッパーですね。ロリンズ〜ジョーヘンあたりの豪快さのあるトーンとフレージングは、古くささもありますが、安定していて聴きやすいのです。逆に、我が道を行く、この人のカラーとして出てくるので、面白いモノです。リズム隊も、クリスクロス・レーベルでは、お馴染みのワシントン兄弟に、バリー・ハリスという、とっても期待しちゃうメンツです。

エルモ・ホープの渋い選曲「So Nice」からして、いなたいのです。先発ソロのハリスはベテランらしく抑制された音使いでリリカルです。
ハンク・モブレーの「Third Time Around」は快調なアップテンポで、サラッといきます。ララマは、結構熱いソロを展開します。続くハレルが、好調です!
サド・ジョーンズの「Evol Deklaw Ni」は、ゆったりとしたメロディアスな曲調。跳躍が難しそうなラインですが、快調なハレルは、上手いことこなしています。
ケニー・ドーハム「Short Story」は本家に忠実な演奏です。ライアン・カイザーの現代的な演奏と聴き比べてみるのも一興。オーソドックスなモノを変えないのも生き残る1つの手段です。
ララマのオリジナルバラード「Theme For Mel」は10分近い。単純なメロディなので、あまりインパクトは、ありませんが、ハレルが素晴らしいソロを繰り広げています。ドラマチックで哀愁を感じるトーン。
ララマのオリジナル「マイクロ波ブルース」(笑)は、楽しい3連シャッフルもの。もっとコテコテに演って欲しいのですが...。
ソニー・ロリンズの「Paradox」はラテンフレーバーの効いた明るい雰囲気の曲。ケニー・ワシントンが元気でいいです。
ハリスのオリジナル「Crazeology」は軽快な4ビート。ハレルのアップテンポで怒濤のバップフレーズに、唸ってしまいます。すげぇ...。
  1. So Nice
  2. Third Time Around
  3. Evol Deklaw Ni
  4. Short Story
  5. Theme For Mel
  6. Microwave Blues
  7. Paradox
  8. Crazeology
  • Ralph Lalama(ts)
  • Tom Harrell(tp,flh)
  • Barry Harris(p)
  • Peter Washington(b)
  • Kenny Washington(ds)
  • Rec.Nov.23.1990.
  • Criss Cross

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2007年03月08日 (木) at 16:23



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