Back Room Blues/Brian Lynch Quintet

スタンダードとデヴィッド・ヘゼルタインのオリジナルの2曲以外は、リンチのオリジナルで、気合いが入っています。お馴染みのメンバーなのですが、ジャヴォン・ジャクソンが、ちょっと異質な存在で、浮いてしまっています。もっと普通(笑)の人でも良かったのでは?
表題曲「Back Room Blues」は、強力に変則的な小節数で、凝ったアレンジ。ドラマチックな展開をみせます。モード的な解釈で、もっと自由に演っていいんじゃないかな?
ワンホーンクァルテットでバラード「I Waited For You」を、しっとりと歌い上げます。唯一のスタンダードですが、ガレスピーの愛奏曲に挑戦です。ストレートなトーンで、朗々と吹ききります。うっとり。
6/8拍子の「One For Mogie」は、マッコイっぽい男らしい曲。ジャクソンって、引用フレーズが、あざとくて嫌です。
「Chandek's Den」はバピッシュな雰囲気。デヴィッド・ヘゼルタインのソロが一番良いかな。
フィル・ウッズの「
Souvenirs」でも演っていた「C.K.'s Bossa」です。う〜ん。完成度は、ウッズ御大のクインテットの方が良いのでした。惜しい。
「Blues For Cramer Street」は、軽快な4ビートブルース。リンチのクールなアドリブが、たまらん。
ヘゼルタインのオリジナル「Confluence」はミディアムスイングの、いなたいバップ作。ルイス・ナッシュが、ちと緊張感に欠く感じがしますが...。
- Back Room Blues
- I Waited For You
- One For Mogie
- Chandek's Den
- C.K.'s Bossa
- Blues For Cramer Street
- Confluence
- Brian Lynch(tp)
- Javon Jackson(ts)
- David Hazeltine(p)
- Peter Washington(b)
- Lewis Nash(ds)
- Rec.Dec.30.1989.
- Criss Cross
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