Balkan Connection/Dusko Goykovich

本拠地ドイツのミュンヘン録音です。実は、ゴイコヴィッチは、渡米後、メイナード・ファーガソン、ウディ・ハーマンなどの、名門ビッグバンドを渡り歩いてきた強者です。念願のビッグバンドを結成し、自らの音楽世界のスケールを拡張しています。レギュラーメンバーだけあって、譜面の理解度も高く、まとまったアンサンブルを聴かせてくれます。来日時には、同行しているメンバーもいるだけに、息もぴったりです。
- クラシカルスパニッシュな雰囲気で、始まります。混沌と静寂。アレンジの妙が光ります。
- スタンダードバラードナンバー。ハーマンでメロディーを奏でるゴイコヴィッチです。テーマでは、珍しく大きめのビブラートで唄い込みます。
- これ、ホントにヨーロッパのバンド?みたいな、バップチューン。ブラスアンサンブルが、ちょっと、もっさりしているので、それとバレてしまいますが。ゴイコヴィッチのフリューゲルソロ、導入部は「Candy」のリフでって、こういう技は得意ですね。続く、トニー・ラカトシュ。見事なバッパーぶりです。白熱していますね。4バースなんか、圧巻です。
- なんだよ。ベイシーのリルダーリンみたいな、リフのバラードです。しかし、いなたい。ヨーロッパ特有の柔らかいアンサンブルは、こんな曲にはバッチリですね。ジャンニ・バッソのテナーソロが、泣けます。
- バルカンです。ガンキャノンの腕バルカン砲が好きでした・・・。モード手法の曲なんですが、テーマ部のラテンリズムのアンサンブルなんか、格好いいですね。今度は「You'd Be So〜」のメロディーで、ソロに入るゴイコヴィッチ。ミケリッチも良いソロを取っています。
- バラードの名曲です。また、ハーマンなんですけど、ちょっとビブラート大きすぎない?ストレートに吹いた方が、彼らしくて好きなんですが。
- 「Soul Connection」のビッグバンド焼き直し版みたいな曲。ミケリッチが大フューチュァされております。アンサンブルでは、バリトンとバストロが、良い味だしています。やっぱり楽器を、鳴らす技術は高し。
- トニー・ラカトシュをフューチュァしたバラード。見事なアンサンブルは聞きものです。
- 5拍子で哀愁たっぷりなメロディーが、印象的な曲です。変拍子でも崩れることなく、流れるようなアドリブラインで、吹き倒すゴイコヴィッチは、流石です。
- いかにも、ヨーロッパ的な優雅なバラード。どっぷり、この雰囲気に浸かってください。ハーマンミュートで内省的なソロを取るゴイコヴィッチです。素晴らしい。
- Doboy
- You're My Everything
- Bopper
- Manhattan Mood
- Balkan Blue
- You Don't Know What Love Is
- Handful O' Soul
- Why Not You
- Nights of Skopje
- Nella
- (tp,flh,arr)Dusko Goykovich
- (tp)Thomas Bendzko
- (tp)Gil Kaupp
- (tp)Tom Howard
- (tp)Joe Rivera
- (tb)Eberhard Budziat
- (tb)Uli Plettendorf
- (tb)Michael Köhler
- (btb)Rainer Müller
- (as)Thomas Bouterwek
- (as)Peter Peuker
- (ts)Gianni Basso
- (ts)Tony Lakatos
- (bs)Michael Lutzeier
- (p)Peter Mihelic
- (b)Luigi Trussardi
- (ds)Ratko Divyak
写真クリックでAmazonで試聴&購入!