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このカテゴリへのエントリ数: 最終更新日時: 2010-03-20 17:49 |
Transatlantic connection/Pirineos Jazz Orchestra & Randy Breckerピレネーズ・ジャズオーケストラというビッグバンドです。
「アキテーヌ、ナヴァール、およびバスク地方からの選りすぐりのジャズミュージシャンによる国境を越えたビッグバンド」という紹介ですが、例によって読めない名前が多くて...。バンド名も英語表記だと「Pyrenees」ですし。とりあえず拠点はフランス、スペインあたりでしょうか。そんなピレネー山脈楽団とランディ・ブレッカーの競演です。 「Return of the Brecker Brothers」から「Above & Below」です。ブレッカー・ブラザーズのビッグバンドものでは、WDR ビッグバンドの「Some Skunk Funk」が、兄弟競演で最高でした。マイケル亡き後の今となっては涙モノですが...。再結成後の楽曲は、ビッグバンドで演るには、タイトで難しそうです。キレがイマイチです。
アップテンポの「Nada especial」は正統派バップナンバーです。心地よいビッグバンドサウンドを堪能できます。ランディも好調です。
8ビートの「Ez Da Posible」の空間の作り方はヨーロッパのバンドらしい叙情性も感じられます。好きだ...。
スタンダードの「My ideal」はバラードから始まってスインギーなワルツへ。こういう「普通」の曲でのランディの驚異的な解釈には、いつも驚かされます。アレンジも美しい。
ブレッカー・ブラザーズの「Out of the Loop」から「Harpoon」は、どうビッグバンドで演るの?って感じです。 ECM な雰囲気から、最低限のミュージックシート書いて、「自由!」で演り遂げる事が出来るミュージシャンが集まっているのだなと感心してしまう曲です。
パット・メセニーの「The Way Up」です。「Part One」ってトラックです。メセニーものは、アンサンブルも美しいし、コンセプトも壮大な曲が多いので、「Bob Curnow & The SWR Big Band」の先例のように、良い感じに仕上がりますね。
先述の WDR ビッグバンドの「Some Skunk Funk」でも演っていた「Free fall」です。同じアレンジです。やはりライヴという臨場感で負けてしまいますね。でも、こちらの方が、かなり完成度は高いです。
バラードの「Miniatura」は、全く知らないのですが、ヨーロッパのミュージシャンの曲でしょうか?重心の低いアンサンブルで、叙情的な雰囲気です。
意表を突くイントロの「Cantaloupe island」ですが、ちょっとダルなアレンジになっちゃいました。ファンクは全員ユニゾンな気合い一発でも良い気がします。
「Skylark」は、クリシェラインのアレンジがグッときますね。ヴォーカルとのインタープレイも白眉。
ヴォーカル入りの「Young And Fine」です。Tom Brigandi の「After Hours」でも良い感じだった、ウエザーリポートの曲。ブレッカーとはいえば「Smokin' in the Pit」で、演っていた曲だなぁと納得。それぞれのソロは、一発モノで、ギターが強力に変態だったり...。そのまま、カットアウトのエンディングは、どうかなぁ...。
iTMS でダウンロードしたら、10,11曲に雑音が入っていました。クレーム出して、2曲分タダになりました。今は治っているのかな?
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