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このカテゴリへのエントリ数: 最終更新日時: 2010-03-20 17:49 |
Wood II/Brian Bromberg超絶技巧派低音王のブライアン・ブロンバーグです。タイトル通り、エレベは封印。 「Wood」 の続編。ウッドベースらしい音がしていないのが、笑えちゃいます。一昨年のライヴの時は、そのショーマンシップと音圧に圧倒されてしまった訳ですが、やはり音楽はライヴだなと思いました。録音だとイマイチな感じが漂ってしまいます。ミキシングも、かなりいじっている様ですし...。しかしながら、その超絶技巧には仰け反りまくります。 ゆったりと始まった「Caravan」ですが、サビでいきなり倍テンの4ビートが超速い!音楽的な意味は全く分からないのです。笑うしかありません。
アップテンポで「Bolivia」です。ただでさえ燃え燃えの曲なので、疾走感あふれるプレイに圧倒されます。ジャコみたいなハーモニクスから早弾きをウッドベースで、ぶちかますのは圧巻です。ヴィニー・カリウタも暴れています。
「Blue Bossa」のベースソロ。ぶっ飛びます。1人バンド状態です。というか、スタンリー・ジョーダンのベース版です。(笑)
ミドルテンポでショーターもの「Witch Hunt」はランディ・ウォルドマンのソロを堪能できます。が、フェードアウトだったり...。
ブロンバーグのオリジナル「A Love Affair」は優しいテーマでメロディメーカーとしての才能を感じます。
ハービー・ハンコックの「Butterfly」は Hip-Hop に対する解答として名高い「Dis Is Da Drum」に入っていた曲です。ま、中でもテクノから遠くて一番聴きやすかった曲ですが。ドン・ブレイデンも「The Time Is Now」で取り上げていました。シンプルなトリオでサラッと演っております。
E・W&Fの「Shining Star」はソロベースの3重録音。超絶技法炸裂のファンキーベースです。う〜ん低音王!
超高速4ビート「I'll Remember April」も凄まじい。まさに火の出る様な演奏です。カリウタのスネアさばきが見事です。ウォルドマンもポール・スミス風のテクニックを見せつけて疾走します。
ちょっと早めのボサ「Pensativa」ですが前の曲が光速だったので、ゆったりして聴けます。ふぅ。
「Carry on Wayward Son」はプログレバンドのカンサスのヒット曲。強烈なギターサウンドが印象的な曲なのですが、ソロベースで日和った雰囲気が笑えます。
「Four Brothers」は、ブロンバーグの口笛サンプリング!何が面白いのか判断に苦しみますが...。
ポール・マッカートニーの「Let 'Em In」ソロベース。彼もこの辺のロックが好きな世代なのですねぇ。ちょっと親近感が湧いたりします。
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