ゴールデンスランバー

109シネマズMM横浜で。伊坂 幸太郎の本は「グラスホッパーimage」を読んだことがあります。面白かったね。「ゴールデンスランバーimage」は、まだ読んでいません。映画を見て、俄然原作を読みたくなりました。しかし図書館で予約したら400人待ちて…。

首相暗殺容疑者に仕立て上げられた主人公が仙台を逃げ回るお話です。この陰謀の謎が気になっちゃってね。深く語られていないもんだから原作で補強しなければ欲求不満が残りました。警察官僚のせめぎ合いも僕にとっては大好物な分野なので。

香川照之の冷徹さも不気味でいいですけど、相棒の永島敏行は、かなり笑えるキャラでした。無敵のターミネーター状態で、この人が出てくると逆に嘘くさくて引いてしまう場面も…。ヘッドフォンしてショットガン片手で撃ちまくるし、容赦なく竹内結子を、ぶん殴るし、ナイフ刺さってるし、どうなってんの?って位暴れまくっていました。

仲間に助けられながら「逃げろ!」な訳で友情と信じる気持ちで暖かい心持ちになっちゃいます。柄本明のどこか抜けてる親分っぷりやベンガルの職人魂なんかもいいね。父親役の伊東四朗が泣かせるんだ。ラジコン女も謎だったけど、もう1人、キルオ役の濱田岳の不気味さは抜群でした。が、やはり、なんで?って部分も多いので原作を読みたいと思います。短めの上映時間ですが、テンポも良いし最後まで飽きさせない展開は原作も、さることながら楽しめるいい映画だなと思いました。

公式サイト

ゴールデンスランバー [DVD]image


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です