宇宙戦争

宇宙戦争 [DVD]image

テレビでやっていた SF 映画…ではなくコレは怪獣映画です。スピルバーグの日本怪獣映画信仰は町山智浩のアメリカ特電でインタビューした時のポッドキャストでも紹介されています。怪獣を倒しまくった日本の地球防衛軍サイコー!ってね。だから大阪では三足歩行ロボットを自力で倒しているくだりが出てくるわけで。ロボットなのに吠えるわけで。なーるほど。

映画の見方がわかる本」でのスピルバーグの章を読むと、主人公の大人になりきれていない父親像は、かつての自分自身の投影なのかと。原作そっくりの宗教にハマっているトム・クルーズは、そのまんまでダメダメオトナ感たっぷり。

怪獣映画世代としては、無慈悲に殺戮を繰り広げる破壊描写と、非力地球軍との平原での対決の SFX は燃えました。本体の宇宙人の造形もオタクっぽくていいね。それ以外は、息子は親よりも戦争見物をとるし、絶叫娘が何故か小屋を飛び出しちゃったり、不可解な行動には疑問符ばかり。立てこもった小屋の場面は、まんまジュラシックパーク。あと殺人者となった父親の葛藤が、これでいいんかい!と。この家族の行動に、全く納得できないのでストーリーが頭に残っていません(笑)

宇宙戦争 (字幕版)


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