第9地区 ディストリクト9

109シネマズMM横浜で。封切り日で割引デーが重なって30分前には完売の札が立っていました。スゴイ人気です。ネット予約していてよかった。アーサー・C・クラークの「幼年期の終りimage」みたいな円盤モノ、まるで「V」みたいな映像です。「V」は欠かさず観ていたなぁ。昔は外国テレビドラマを、日本のテレビで、よく流していたのだよ。と、オサーンは、しみじみとします。

最近ではインビクタスも南アフリカが舞台ですし、ワールドカップまで、あと3ヶ月で、南アフリカがアツイわけです。宇宙人版アパルトヘイトを主題においているハズなのですが惑星間航行出来るほどに科学の進んだ宇宙人が何故武力行使せずに、黙って地球人の隔離政策にしたがっているのか?不思議です。見た目は、リアルな仮面ライダー甲殻類バージョンで、力も強そうだし、ゴキブリ並みに素早く動くしアバターなんかより、強そうです。人体が霧散してしまう強力なライフルやパワードスーツまであるし、仕舞いにゃ人間を素手で襲って食ってるし…。そんな超人的に強いエイリアンが、カッチョイイ武器をナイジェリア人ギャングに云われるがままキャットフードと交換してしまうマヌケさに笑ってしまいます。いい人(宇宙人)ばかりです(笑)。

主人公が巻き込まれる原因となった液体も、よく分からない。20年かけてゴミから作った人間が変身してしまう液体で、しかも宇宙船の燃料にもなるという…。これ、疑似科学的にでもいいからもっと説明してもよかったかな?後半のストーリー無視の死闘は凄かったです。アパルトヘイトと武器商人の国を舞台に、宇宙人隔離政策と強力な兵器のアクションを撮るという…たぶん考えすぎ?

主役のシャルト・コプリーという人は監督の友達で本業は役者じゃないらしい。で、演技が出来ないので、現場では台詞を決めないでアドリブで全て通したらしいのですが、テレビ放送番組風ドキュメンタリーという体の撮影方法では、逆にリアルで面白かったです。続編の制作も決まったらしいのですが、この無茶苦茶な設定の回収をつけてくれるのではないかと、期待します。なにしろボトムズを格好良くしたパワードスーツがカッコイイしアクションも良かったからねー。小エビとの絡みも、もっとあっても涙腺を刺激するのではないでしょうか?

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