札幌でした。

前乗り後帰りの3日間というわけですが、毎日飲みに出かけてしまって、逆に疲れたわけで…。札幌に着いた途端、毎年行っているジンギスカン屋さんサッポロビール倶楽部で飲み会。なんか看板変わった?肉変わってない?野菜少ないけど…。まぁ食べまくって飲みまくった夜でした。

きたえーるでの昼夜2公演が終わって神大ジャズ研OBがマスターのライヴハウスくうに出かけてビール飲みながら横浜六角橋野毛あたりのダメ人間報告をして、雪そぼ降る中タクシーでホテルに帰ってくると鼻水が止まらない。これは花粉症というより風邪なのかな…?

Twilogからコピペで済ます体たらく。

  • 2010年03月18日(金)
  • 荷造りちう。
    11:40:10
  • http://movapic.com/pic/201003181212464ba19a2e5d344
    image
    12:30:23
  • と言うわけで札幌に旅立ちます。
    13:39:32
  • YCAT乗ったなう。 [mb]
    14:22:19
  • チェックインして蕎麦食べた。先週も同じ蕎麦食べた事を思い出した。食べてから…。先月からの旅続きで記憶が混濁しているオサーン。 [mb]
    15:41:09
  • 千歳空港着いた。ホテルへバス護送中。 [mb]
    18:19:43
  • ジンギスカン食べ放題。 [mb]
    21:51:11
  • 雪舞ってるなう。 [mb]
    22:23:05
  • おや?今札幌にいるのだがラジコが聴けるのは何故だろう?
    22:48:53
  • 2010年03月19日(金)
  • おはようございます。昨日、ジンギスカン沢山食べたのに、ホテルで、しっかり朝食。むしろ旅に出た方が規則正しい生活です。酒量は増大しますが…。
    08:46:18
  • 会場へバス護送中。 [mb]
    09:14:22
  • イマココ L:北海道札幌市白石区東札幌三条四丁目2 サウンドチェック&音合わせリハーサルちう。 [mb]
    10:43:49
  • 休憩中。弁当あるけど腹減ってないよ。 [mb]
    11:14:06
  • 本番。 [mb]
    12:56:02
  • 昼公演終了。夜は6時から。少し寝るかね。 [mb]
    15:48:42
  • もうすぐ夜の部始まる。 [mb]
    17:45:45
  • 夜のコンサート終了ー。バスで護送中。寒いと思ったら雪降ってきた。流石!北海道。 [mb]
    20:40:31
  • 先輩がやっているライブハウス「くう」に行ってビール飲んでホテルに帰ったなう。寒いー。 [mb]
    23:21:37
  • 2010年03月20日(金)
  • 千歳空港へバス護送中 [mb]
    08:01:04
  • 飛行機乗って帰るの。 [mb]
    09:45:06
  • YCATに乗って帰るの。 [mb]
    12:37:49
  • 帰宅。気圧で耳がおかしい。はらへたので納豆ご飯。夜レッスンなので少し寝よう。くたくただ。
    14:23:51
  • そうか!世の中は連休なのかっ!
    14:44:55
  • しっかし風強いな。
    15:29:49

東京島/桐野 夏生

東京島image

アナタハン島事件が元ネタだとストリームのポッドキャストでも触れられていたと思いますが、無人島サバイバルものとしては映画もありますし、よくある設定。

アナタハン – Wikipedia
太平洋戦争末期に太平洋アナタハン島で起こった実話をもとにした1953年公開の日本映画。監督はハリウッドの名匠ジョセフ・フォン・スタンバーグだが、スタンバーグ自身の意向により、日米合作ではなく日本映画として製作された。

無人島に女1人。生き残るために女性という立場を武器に男を手玉にとり、殺し合いを繰り広げさせる。人間というのは権力と富をどんな場所でも追い求めてしまう哀れな生き物なのだなと。しかし、ますます女って怖いっす。桐野 夏生のパターンを想像すると、もっと悲惨な話に進むかと思われ…。OUTとかね。と思っていたら、結構な軟着陸に成功していたのでホッとしました。

パレード

チネチッタ川崎で。むむむ。なんだこりゃ?あまりにもがっかりな結果だったので吉田 修一の「パレードimage」原作を帰りに本屋さんで買って速攻で読んだのでした。

藤原竜也ファンなのか女子高生の集団は上映後「えろ〜い。わけわかんなぁ〜い」と叫んでいました。子供達には小出恵介と中村ゆりの濡れ場の騎乗位は刺激が強いのかと思われましたが、わけわからんのはオジサンも一緒だよと心の声。

エヴァ第弐拾伍話形式でそれぞれの視点から物語が交錯して展開していくのは小説どおり。これは映画的では無い。いちいち時間が止まるので気がそがれて没頭出来ない気がしました。そのくせ、何故か原作とは台詞が別人のモノになっていたり、舞台が変わっていたり、重要なエピソードがカットされているので人物の把握に深みが出てこないのが残念です。登場人物で唯一感情移入できそうな良介のエピソードで、大学の友人についてのやりとりなんて、泣かせどころなのになぁ…。

ま、他人同士が無関心に面白可笑しく適度な距離を保ちつつ生活する現代社会の怖さを描いているのでしょう。が、直輝がサトルを尾行するシーンからドリフのコント状態になって(サトルーうしろー!みたいな)最後に絶叫しそうに藤原竜也変顔からマンションの部屋からズームアウトしていくシーンでは、むしろ笑いをこらえてしまいました。全然怖くない!

ベルリン国際映画祭で受賞っていうのは、隣は何をする人ぞ的な人間関係の怖さをギャグで見せたという点に評価が付いたんでしょうかね。WOWOW協賛テレビ的商業映画の範疇で考えると良い方なのでは?

公式サイト

パレード (初回限定生産) [DVD]image

ゴールデンスランバー

109シネマズMM横浜で。伊坂 幸太郎の本は「グラスホッパーimage」を読んだことがあります。面白かったね。「ゴールデンスランバーimage」は、まだ読んでいません。映画を見て、俄然原作を読みたくなりました。しかし図書館で予約したら400人待ちて…。

首相暗殺容疑者に仕立て上げられた主人公が仙台を逃げ回るお話です。この陰謀の謎が気になっちゃってね。深く語られていないもんだから原作で補強しなければ欲求不満が残りました。警察官僚のせめぎ合いも僕にとっては大好物な分野なので。

香川照之の冷徹さも不気味でいいですけど、相棒の永島敏行は、かなり笑えるキャラでした。無敵のターミネーター状態で、この人が出てくると逆に嘘くさくて引いてしまう場面も…。ヘッドフォンしてショットガン片手で撃ちまくるし、容赦なく竹内結子を、ぶん殴るし、ナイフ刺さってるし、どうなってんの?って位暴れまくっていました。

仲間に助けられながら「逃げろ!」な訳で友情と信じる気持ちで暖かい心持ちになっちゃいます。柄本明のどこか抜けてる親分っぷりやベンガルの職人魂なんかもいいね。父親役の伊東四朗が泣かせるんだ。ラジコン女も謎だったけど、もう1人、キルオ役の濱田岳の不気味さは抜群でした。が、やはり、なんで?って部分も多いので原作を読みたいと思います。短めの上映時間ですが、テンポも良いし最後まで飽きさせない展開は原作も、さることながら楽しめるいい映画だなと思いました。

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