これも去年観たのですが書くの忘れていた。というかサボっていたのだ。この日はくもりときどきミートボールからチネチッタ川崎に移動して映画2本ハシゴしました。
是枝裕和監督は「誰も知らない」と「歩いても 歩いても」を観ています。この空気人形は「ゴーダ哲学堂」の一編のマンガが原作。大竹まこと ゴールデンラジオ!で(この日大竹まことは夏休み)で監督のインタビューが聴けます。
監督も言っているとおり、板尾が役にハマっていて怖いくらいでした。この気持ち悪さときたら強烈です。これ以来 TV などで見かけると引いてしまう始末…。登場人物全員が空虚を抱えた空気人形である事に気づくと、何故か暖かい気持ちになってしまいます。我々現代人は誰もが誰かに満たして欲しい空虚を抱えているのだなと。人類補完計画!
この映像の透明感も独特でした。リアリティを求めてはイカンのは分かっていますけど、ハシゴから落ちて穴が開く前に、もっとぶつかったり引っかかったりしてないか?とかツッコミどころは沢山あるわけですが、ヒロインのペ・ドゥナが可愛すぎて困る…。