What’s Going On?/One For All

ホワッツ・ゴーイング・オンimage

往年のモータウンとR&Bヒット曲の代表作をカバーしたアルバムで、今年のサマソニにはスティービーも来ますし、この辺の曲を自分のライヴで演ってみようかしらん?なんてね。ベースはジョン・ウェバー。エリック・アレキサンダーやライアン・カイザーあたりのバンドで、お馴染みです。ジム・ロトンディの「Four of a Kind」にも入っていますな。

マーヴィン・ゲイの「What’s Going On?」は6/8拍子でゴリゴリきます。折角いいメロディーだから、もっとゆったり演っても良いんじゃないかな?なんか、せせこましいな。
マーヴィン・ゲイ「How Sweet It Is」はブルージーにサックリきてます。意外と素直な感じでいいかな。
アル・グリーンの「Let’s Stay Together」は超高速4ビートで爆走します。大きなブレスの音から始まります。イヤフォンで聴いていると一緒に息吸っちゃいます(笑)。しかし一切破綻しないエリック・アレキサンダーのソロはスゴイ!!
Earth,Wind & Fire の「Reasons」はデヴィッド・ヘイゼルタインの「Champagne Taste」でも演っていましたね。やはりエレピとギター入りの方が雰囲気出ますね。この3管ではイマイチ乗り切れないのでした。
スティービー・ワンダーの「Golden Lady」はシンプルな曲なのでアレンジに燃えております。ラテンリズムで軽快に進みますが飽きるね…。
めちゃくちゃ渋いポイントを突いてきた感じ。アイズリー・ブラザーズの「For The Love Of You」です。ボサっぽい雰囲気で黒さがすっかり抜けてしまった。ガックリですが。
スプリームスの「Stop! In The Name Of Love」はアシッド?クラブジャズ的な8ビート。ヘイゼルタインのブロックコードのリハモが気になる。なかなか興味深いコードを繰り出してきます。
スティービーの「Moon Blue」はアップテンポの4ビートに変身なのですが、もうこのアルバムは元ネタとか関係なく聴いた方が正解な気がしてきました。アレキサンダーウマイ!
スタイリスティックス「Betcha By Golly,Wow」は、いなたい4ビートなわけですが、アレンジも凝っています。珍しくアレキサンダー切れてる…。

ヴィーナス盤らしく?録音悪いなぁ…。選曲もイマイチか?ま、好みの分かれる所ですがね…。

  1. What’s Going On?
  2. How Sweet It Is
  3. Let’s Stay Together
  4. Reasons
  5. Golden Lady
  6. For The Love Of You
  7. Stop! In The Name Of Love
  8. Moon Blue
  9. Betcha By Golly,Wow
  • Eric Alexander(ts)
  • Jim Rotondi(tp)
  • Steve Davis(tb)
  • David Hazeltine(p)
  • John Webber(b)
  • Joe Farnsworth(ds)
  • Rec.May.29.2007.
  • Venus Records

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