前回のライヴに続いてコードレスで。バリトンサックスのコンボってなかなか聴けないのでは?大堀君はアルトも持ってきていたけど殆どバリトンサックスで吹きまくっていました。ジェリー・マリガンを特集してみましたが、やっぱり面白いなーと思いました。難しいけど…。なかなかウエストコーストっぽくならないのが、まだまだ修行が足りないのか?研究します。
次回のJazz isでのライヴは6月11日(金)の予定です。また、お会いしましょう。
昨年、横浜開港150周年記念イヴェントで演っていた増根哲也(b)率いる40/20 orchestraのゲーテ座でのコンサートが横浜開港151周年記念(笑)として復活しました。今回は「月」と題して横浜のジャズ情景を表現するという試みでした。今流行のアメリカンで元気のいいビッグバンドとは全く逆で内向的な絶望と暗やみが大好きなビッグバンドです。
新月を「In a Sentimental Mood」で現し、オリジナルの「Under The Moon」は満月だったのか!近所に飛んでくるカワセミをイメージした「Kingfisher」は、カワイらしいメロディアスな曲調で頭の中をクルクル回ります。そして、いつものように伊勢さんの「I’ve Never Been I Love Before」は隣で聴いていて鳥肌立ちまくり。はふぅ…。
クラシカルなホールでマイク無しで生音のピアニシモを聴かせるコンセプトなので、ミュート置くときの物音にさえ気を使うという、テンションは高い雰囲気なのですが、腕利きのミュージシャンとの共演なので、とても楽しめました。
ご来場の皆様、ありがとうございました!
“月”
太陽は、眩しすぎて見続ける事は出来ません。
しかし、月は、その眩しい太陽の光を一日一日形を変えながら、反射して我々の夜を穏やかに過ごさせてくれます。
平安の昔からアートの一片を担っている月をイメージして演奏してみたいと思います。