NHKスペシャルを探していて、ふと見つけた。去年の夏あたりに大評判になって話題になっていた「ヤノマミ」も、ついに DVD 化されていた。というか劇場特別公開もしていたのかー。知らなかった…。当時ネットで観るしか手段の無かった状態で、あんなことやこんなことや色々して、やっと観た思い出があります。それほどに考えさせられる内容でした。去年の年末に BS 再放送で再見。命とはなんぞや?生きるとは?人間は何処に行くのか?う〜ん。
NHKスペシャル 日本列島 奇跡の大自然
この間、再放送していて観たのですが、やっぱり面白かったなー。て調べてみたら、もう DVD になるんですね。
本放送は去年の10月だったかな?早いなー。NHKも商売っ気出してきた模様です。YouTube に公式チャンネル作って、そこから物販誘導というビジネスモデル。オンデマンドもやっているしねー。
こういう時間をかけた自然ドキュメンタリーをちゃんと作る事が出来るのは NHK の強みですし頑張って欲しいところです。てか、ほとんど外注ですどね。NHK が発注しなくなったら全滅でしょうね。
第1集は森がテーマで第2集は海。どちらも美しい映像で感動的でした。深海の不思議や海流によって作られる日本の気候の奇跡という学術的な解説が興味深い第2集が個人的には面白かったです。
宇宙戦争
テレビでやっていた SF 映画…ではなくコレは怪獣映画です。スピルバーグの日本怪獣映画信仰は町山智浩のアメリカ特電でインタビューした時のポッドキャストでも紹介されています。怪獣を倒しまくった日本の地球防衛軍サイコー!ってね。だから大阪では三足歩行ロボットを自力で倒しているくだりが出てくるわけで。ロボットなのに吠えるわけで。なーるほど。
「映画の見方がわかる本」でのスピルバーグの章を読むと、主人公の大人になりきれていない父親像は、かつての自分自身の投影なのかと。原作そっくりの宗教にハマっているトム・クルーズは、そのまんまでダメダメオトナ感たっぷり。
怪獣映画世代としては、無慈悲に殺戮を繰り広げる破壊描写と、非力地球軍との平原での対決の SFX は燃えました。本体の宇宙人の造形もオタクっぽくていいね。それ以外は、息子は親よりも戦争見物をとるし、絶叫娘が何故か小屋を飛び出しちゃったり、不可解な行動には疑問符ばかり。立てこもった小屋の場面は、まんまジュラシックパーク。あと殺人者となった父親の葛藤が、これでいいんかい!と。この家族の行動に、全く納得できないのでストーリーが頭に残っていません(笑)
いのちの食べかた
食べ物とは何なのか?って。
既に畑で野菜を作り牧場で家畜を育てるという時代は終わっていて全てが工場生産で食物を作り出す世界なのですな。大量の農薬を使い巨大な水耕栽培施設や狭いゲージで豚や鶏を育て、さらに食肉に加工するまでの行程を、淡々と映し出すだけの、音楽もナレーションも排除したドキュメンタリーです。鶏の首を千切る、豚の臓物を処理する、林檎の選別、単純作業を繰り返す食物生産工場に従事している人々の食事風景を挟みこまれるのが、また切ない。粗末な食事で会話もなく、孤独な風景。
コストカットのみで本当に正しい生産工程を無視して工場生産化している食品業界の頂点に立つのは我々消費者なのですが、僕等も一円でも安いスーパーを駆け回るわけで、結局、自分たちも生産工程を気にして買い物をしていませんものね。「いただきます」と感謝を忘れないのは大切な事ですが、コレでいいのかと農家に育った私は思ってしまうのでした。


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