借りぐらしのアリエッティ

久々に109シネマズ川崎の大きなシアターで観てきました。ラゾーナ面白いなー。

人間に見つかってはいけない割には、無防備に走り回っているアリエッティで、なぜか見つけても冷静な男の子だなぁと。たぶん、家に代々伝わる小人伝説みたいなモノや、お手伝いさんの樹木希林が執拗に追い回す理由が、あるのだろうなと想像させられるわけですが、ばっさり切られているので消化不良な感じです。ドールハウスの件といい、前の家人と出ていった小人達とのエピソードも、もっとあればよかったかなと。ジムシーみたいな少数狩猟民族風小人も、もっと活躍して欲しかったし、小人世界の追いやられている状況を説明してもいいんじゃないかな?

アニメ描写は、とても興味深かったです。ポットから出てくる水の表面張力の表現やクリップの髪留め、豆電球とか、小さな世界の可愛らしさが、リアルで楽しかったですね。カラス襲撃と巨人樹木希林襲撃には会場の子供達は小躍りして盛り上がっていました。

早速、メアリー・ノートン原作の児童小説「床下の小人たちimage」を帰省のお土産として姪っ子に買ってあげたのは云うまでもありません。僕も、ちょっと読んでみないと納得できない…という困った状態です。しかしながら大人でも、ついつい草むらを覗いてしまう奇行に走るようになったのは云うまでもありません。

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借りぐらしのアリエッティ [DVD]image

トイ・ストーリー3

109シネマズMM横浜で 2D 。むしろ進んで 2D 吹き替えで。3D で観るなら川崎IMAXでないと、ひたすら苦痛なだけとアリス・イン・ワンダーランドを観た時に痛感しましたし、そもそも映画が、3D である意味がよく分からなくなってしまったという理由で。しかもIMAXの上映が少なくて時間が合わなかったのでした。

というわけで 2D でも充分楽しめました。オマケのデイ&ナイトからして秀逸。遊び心溢れるアニメーションでした。本編も重層的な作りで子供から大人まで全ての人が共感できる登場人物(おもちゃ)の魅力に魅せられました。オトナになり切れないアンディ。そんな成長に、ちょっと寂しさを感じるウッディ。子供を楽しませる事に誇りを持ち過酷な労働に耐えるオモチャ達。杖ついて拷問する労働組合マフィアのクマ。全てが完璧。バービーを、なんとか好きになろうとしているオカマのケンなんておもしろすぐる…。吹き替え版だとニュアンスが薄まっていて残念でしたが。ピクサーは性別さえ超越しているのかと(笑)

宮崎アニメ大好きなジョン・ラセター的ワンポイントキャラも遂にズバリと出てきて、この人達は本当に楽しんで映画を作っているのだなぁと感じました。そしてピクサーという会社そのものが、おもちゃ精神に徹して娯楽を作り出す事に誇りを持って臨んでいるのだなと感心しました。

で、コンバット歩兵たちはパラシュートで、ずっと飛んでいたのだろうか?

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トイ・ストーリー3 [DVD]image

トイ・ストーリー3(日本語吹替版)

〈映画の見方〉がわかる本80年代アメリカ映画カルトムービー篇/町山 智浩

〈映画の見方〉がわかる本80年代アメリカ映画カルトムービー篇 ブレードランナーの未来世紀 (映画秘宝コレクション)image

映画の見方がわかる本」の続編で「ブレードランナーの未来世紀」と題して80年代米国映画を解説していきます。いきなり、デヴィッド・クローネンバーグの「ビデオ・ドロームimage」からカルト映画炸裂しています。これ観ていないんですが辛抱ならん。観たい!人気作として「グレムリンimage」「ターミネーターimage」がきて、映画裏話がとても面白いです。テリー・ギリアムの「未来世紀ブラジルimage」は…うう…観たい。「プラトーンimage」の両手を挙げて跪くモノマネをよくやっていたなーと「ロボコップimage」のモノマネも流行ったのを思い出しました。いまだにコロッケさんのロボット五木として鉄板ネタですがね。そんな人気作のヴァーホーヴェン監督は、狂気に満ちた映画人だったのかー。ビックリです。と、おおとりで「ブレードランナーimage」の「4つくれ」「2つで充分ですよ」の謎もスッキリ!ポストモダンの勉強にもなりました。

ブルーベルベットimage」も、まだ観ていないなぁ。まだまだ修行中です。

映画の見方がわかる本/町山 智浩

映画の見方がわかる本—『2001年宇宙の旅』から『未知との遭遇』まで (映画秘宝COLLECTION)image

時計じかけのオレンジimage」のアレックスが薄ら笑いの表紙が怖いです。「2001年宇宙の旅image」から「未知との遭遇image」までと題して映画秘宝に連載されていた映画の見方指南本です。好きな映画は?と聞かれて「2001年宇宙の旅」と答える「パレード」の登場人物の大学生みたいな人達って意外と多いのでは?ホントは意味不明なのだがコレは名作だ!なんてイメージ先行で、ちょっと気取ってインテリ風を装って痛い目に会わないようにしていただきたいものです。

そんな名作だけど、ちょっと難解な映画を解きほぐしてくれるのが、この本。監督のインタビュー、制作現場などのリサーチから、なんで、こんなに人の心を掴む映画が出来たのかが、映画の本場から解説されています。

映画こぼれ話的なエピソードも満載です。「イージーライダーimage」や「タクシードライバーimage」の本質とは何か?もう一度観直してみたくなりました。てか、先週は「ダーティハリーimage」連続鑑賞地獄に陥りました(笑)。