NHKスペシャル ホットスポット 最後の楽園

NHKスペシャル ホットスポット 最後の楽園 Blu-ray-BOX [Blu-ray]image

東日本大震災で中断していたり、放射性物質の濃い地域を省略して単にホットスポットと表現するので誤解されたり、散々な時期の放映だった「NHKスペシャル ホットスポット 最後の楽園」シリーズが終わりました。毎回楽しみにしていました。この手のドキュメンタリーや映画は大好物です。が、第5回だけを見逃してしまいました…orzアマゾンでブルーレイ買おうかな。

と、iPhone アプリを発見!うお!やるなーNHK。楽しめますよ。

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NHK LIFE FORCEimage

127時間

横浜ブルク13で観てきました。アーロン・ラルストンが体験した実話「奇跡の6日間image」が原作。米国では超有名な事件で結末は分かりきっているストーリーを、どう魅せるのかが、この手の映画での課題です。が、見事に引き込まれてしまいました。

映画開始早々に身動きとれなくなって、終始場面は一人きりの妄想と幻覚の世界となってしまうのですが、それまでの躍動感あふれる映像と音楽が凄い対比で文字通りの圧迫感を高めています。「そこに山があるから」的な「アイガー北壁」系の山岳モノ映画とは似ても似つかないチャライ印象で始まるわけですがね。

Milk」で可愛いオカマちゃん役で出ていたジェームズ・フランコ君が凄まじい演技です。映画とホンモノを並べてみるが、そっくりでビックリするほどです。実際に減量してカサカサ唇とか落ちくぼんだ眼窩。役者魂に敬服致しました。岩にはさまれて割れ目にぶら下がっている場面と彼の心の情景のみの映像でこれだけ飽きがこないのはスゴイなー。

ま、ダレてくるとスプラッター風味でギャーッ!って感じなんですがね。助かるにはアノ方法しかない訳で、彼の精神を奮い立たせた奇跡というのが泣けます。どんな人間も1人では生きる事は出来ないのだなと。都会でブイブイ云わせて俺様最高!って独りよがりな暮らしを送ってきた彼の改心は僕達にも当てはまるのですからね。

しかし痛すぎます。身体が、こわばって息も出来ない痛さ…。覚悟して観ないと失禁しますよ(泣)

公式サイト

127時間 (ダニー・ボイル、サイモン・ビューフォイ 監督) [DVD]image

127時間(字幕版)

ブラック・スワン

今年は映画館で全然映画観てないです。もう覚えていない…。Twitter で掘ってみるとブログに書いてない映画はこの2本かなぁ。

インセプション [DVD]image

インセプションimage」観て寝ていたり

アリエッティは売切れ。ま、観たからいいけど。インセプションでいくとしよか。
posted at 14:08:01
インセプション観た。前半寝ちゃったのは秘密だ。
posted at 17:42:55

deep(@deepwitter)/2010年08月13日 – Twilog から引用

RED/レッド [DVD]image

REDimage
」を観て大興奮していたり

おっさん大暴れ映画「RED」を観る事にします。(@ 109シネマズMM横浜) http://ow.ly/3TGlW
posted at 15:21:54
「RED」オモロかった。ジジイ大暴れ映画で気分スッキリ。
posted at 18:47:49

deep(@deepwitter)/2011年02月10日 – Twilog から引用

テレビを買ってからはDVDを観てる方が多くなっちゃったかも?去年は20本近く観ていたのにっ!!!ペースを取り戻さねば!で、ちゃんとブログを書く!

と云うわけで、観に行ってきましたよ。109シネマズMM横浜で。前作「レスラー」では役者ミッキー・ロークと主人公ランディの人生が重なりあい、映画そのものはダーレン・アロノフスキー監督自身の復活としても見事なシンクロを魅せたのですよ。男の生き様を、しかと観ました。

この映画ではナタリー・ポートマンが、やはり見事なシンクロ率を叩き出しています。ウィノナ・ライダーがモノを盗まれる役ってのも逆シンクロ…(笑)母親の期待を裏切らず優等生的なバレエダンサーに成長した主人公が自分の殻を破り黒鳥を踊るため闇の世界に捕らわれていくストーリー。「レオンimage
」から「スター・ウォーズimage
」のお姫様と、まさに白鳥のような可愛子ちゃんイメージだったナタリー・ポートマンがガリガリになって、あんな事やこんな事まで!?みたいなねー。

中心となる舞台の雰囲気が、ちょっと安っぽいかな。埃っぽくて、乱雑で、エネルギッシュで、それこそ猥雑な描写が欲しかった。岡本太郎先生じゃないけれども、主人公が爆発するステージなんだから、熱の塊を感じたかったのです。ハンディカメラで主人公の後ろを付いて歩く映像は印象的でした。ずっと一人称視点なので、何が現実で何が幻想なのか分からなくなっていくのは混乱の極み。観ている私も精神崩壊です。なにしろ、痛い…。ビックリする。ひーっ!

白と黒。現実と幻覚。愛と憎悪。生と死。全てが表裏一体。帰結は虚無なのだという議論は太古の仏教哲学から語られている命題ですが。(インセプションでも出てきたっけ)王子様のために命をかける白鳥のように、命をかけて黒鳥を演じるという、またまた男らしい生き様なのでした。芸術に携わる人なら、誰でも、この「狂気」に共感出来るんじゃないかなと思いました。でも、ひたすら痛いんですけど…。

公式サイト

ブラック・スワン (ナタリー・ポートマン 主演) [DVD]image

ブラック・スワン (字幕版)

グリーン 森を追われたオランウータン [DVD]

グリーン 森を追われたオランウータン [DVD]image

衰弱し保護されたオランウータンを、ただ写しているだけで、彼(彼女?)が何を見てきたのかを淡々と綴っていくだけの映像作品。「いのちの食べかた」と同様に音楽もナレーションもなく映像だけで訴えかけてくる手法のドキュメンタリーです。

原発事故でエネルギー問題を考える事が多い訳ですが、豊かな大量消費社会の代償と云うのは計り知れないモノがあるのだと肌で感じる昨今です。ジャングルを開発している現地の経済活動もある訳で、我々の享受している現在の便利さと自然保護をどう折り合いをつけていくかではなく、他の解決手段を考えるしかないのではないか?と思うのです。生活そのもの、社会の在り方の根本を変えなければ、これからの日本はダメじゃないかとも思いますし、逆に今がチャンスなのではないのかと。