荒野へ/ジョン・クラカワー

荒野へ (集英社文庫)image

DVD 「Into The Wild」の原作という事で、映画を観てから読んでみました。ノンフィクションとして主人公の行動を関わった人々に対する取材から内面までをも浮かび上がらせる筆力は、素晴らしいジャーナリスト魂だと感心しました。

亡くなっている人間なので本当の所は分からない訳ですが、著者の冒険体験を重ね合わせて、厳しい自然に立ち向かう、くだりは、大変感動的でした。青年の純粋な精神論と自由への渇望は映画でも心を打たれましたが、単に無謀で危険な旅では無かったと言うことが分かって、映画のストーリーを補完する事が出来ました。特にエンディングの真実(想像でしかないのですが)は、映画ではモヤモヤ感を抱いていただけに、著者の主人公の若者に対する尊敬の念さえも感じられて、この物語に対する理解が深まりました。

不思議なバスを訪れた両親を描く場面は落涙必死。彼は真の自由を手に入れ、彼の家族も真の愛を取り戻した瞬間が心に刺さります。

またポータブルハードディスク買った。

I-O DATA USB 2.0/1.1対応ポータブルハードディスク 500GB(ブラック) HDPS-U500(K)image

I-O DATA USB 2.0/1.1対応ポータブルハードディスク 500GB(ブラック) HDPS-U500(K)imageなるもの。Buffalo のポータブルハードディスクを使っていますが、手狭になってきたので、衝動的に購入。Mac OS X での信頼度も気になっているので、今回は I-O Data にしてみました。ラシーも、超カッコイイけどね。こっちの方が安いんだもの。

しかしホント安くなったなぁ。あとバックアップ用に据え置きタイプ外付け HDD も物色中。1TB のモノにしようかなと思っています。


第9地区 ディストリクト9

109シネマズMM横浜で。封切り日で割引デーが重なって30分前には完売の札が立っていました。スゴイ人気です。ネット予約していてよかった。アーサー・C・クラークの「幼年期の終りimage」みたいな円盤モノ、まるで「V」みたいな映像です。「V」は欠かさず観ていたなぁ。昔は外国テレビドラマを、日本のテレビで、よく流していたのだよ。と、オサーンは、しみじみとします。

最近ではインビクタスも南アフリカが舞台ですし、ワールドカップまで、あと3ヶ月で、南アフリカがアツイわけです。宇宙人版アパルトヘイトを主題においているハズなのですが惑星間航行出来るほどに科学の進んだ宇宙人が何故武力行使せずに、黙って地球人の隔離政策にしたがっているのか?不思議です。見た目は、リアルな仮面ライダー甲殻類バージョンで、力も強そうだし、ゴキブリ並みに素早く動くしアバターなんかより、強そうです。人体が霧散してしまう強力なライフルやパワードスーツまであるし、仕舞いにゃ人間を素手で襲って食ってるし…。そんな超人的に強いエイリアンが、カッチョイイ武器をナイジェリア人ギャングに云われるがままキャットフードと交換してしまうマヌケさに笑ってしまいます。いい人(宇宙人)ばかりです(笑)。

主人公が巻き込まれる原因となった液体も、よく分からない。20年かけてゴミから作った人間が変身してしまう液体で、しかも宇宙船の燃料にもなるという…。これ、疑似科学的にでもいいからもっと説明してもよかったかな?後半のストーリー無視の死闘は凄かったです。アパルトヘイトと武器商人の国を舞台に、宇宙人隔離政策と強力な兵器のアクションを撮るという…たぶん考えすぎ?

主役のシャルト・コプリーという人は監督の友達で本業は役者じゃないらしい。で、演技が出来ないので、現場では台詞を決めないでアドリブで全て通したらしいのですが、テレビ放送番組風ドキュメンタリーという体の撮影方法では、逆にリアルで面白かったです。続編の制作も決まったらしいのですが、この無茶苦茶な設定の回収をつけてくれるのではないかと、期待します。なにしろボトムズを格好良くしたパワードスーツがカッコイイしアクションも良かったからねー。小エビとの絡みも、もっとあっても涙腺を刺激するのではないでしょうか?

公式サイト

第9地区 Blu-ray&DVDセット(初回限定生産)image

[ライヴのお知らせ] 2010年4月18日(日)40/20 Orchestra @ 山手ゲーテ座

昨年、横浜開港150周年記念イヴェントで演っていた増根哲也(b)率いる40/20 orchestraゲーテ座でのコンサートが横浜開港151周年記念(笑)として復活!とは云え他のライヴハウスなどでは演らないとバンマスが頑なに言っているのでココでしか聴けない特殊なビッグバンドです。お聴き逃し無く!よろしくお願いします。

  • 【日  時】 2010年4月18日(日) 開場 15:00/開演 15:30
  • 【会  場】 山手ゲーテ座
  • 【料  金】 前売り・予約 2000円/一般 2500円・学生 2000円
  • 【お問い合わせ・お申し込み】 岩崎博物館 tel:045-623-2111(10:00-18:00/月曜休館)

“月”
太陽は、眩しすぎて見続ける事は出来ません。
しかし、月は、その眩しい太陽の光を一日一日形を変えながら、反射して我々の夜を穏やかに過ごさせてくれます。
平安の昔からアートの一片を担っている月をイメージして演奏してみたいと思います。

岩崎博物館 (ゲーテ座記念) 横浜山手のファッションとアートのミュージアム – ホール演奏会詳細 から引用

フライヤー
4月18日(日)40/20 Orchestra @ 山手ゲーテ座