名古屋でした。

春一番が吹いたらしいのですが、去年と比べても暖かいです。という事は夏みたい?な暖かさ。前日入り日は風強し雨降りでしたがね。

荷造り準備しながら、バンクーバーオリンピックの女子フィギュアフリーの TV 中継に、目は釘付け状態。くるくる回ってるね−。と思いつつキムさんの演技を見て後ろ髪を引かれながら出発。真央ちんの出番はワンセグで見られるかと駅で携帯電話を開くのですが地下だったので繋がらず…。電車に乗って地上に出たら、ことごとく終わっていたという残念な結果。ま、みんな頑張ったよ!僕も頑張るよと新横浜から新幹線に乗ったのでした。

名古屋駅からバスで日本ガイシホールに運ばれリハーサル。サウンドチェックくらいで終わってしまったので飲み会突入。

雨が強かったのでホテル周辺で飲むことにしたのですが給料日後の金曜日で3軒目でやっと入ることができた。「 笑笑」…。名古屋っぽい手羽先とか、あるからいいかな?と思いましたが、なにしろ満員で酒も料理も出てくるのが遅くてイライラしてしまいました。とりあえず腹一杯になって、まだ時間も早いので、ちょっとオサレな立ち飲みに寄ってから部屋で飲みなおして、お開き。

毎年恒例の演歌コンサートツアーなのですが、なにしろ長い…。2時間45分ステージを昼夜2回という殺人的なオシゴト。お客さんも2時間オーバー休憩無しはツライだろうに。30曲以上演っていると逆に練習しているみたいな感覚になってきて奏法を、いろいろ試してみたりして面白いかも。ちょっと楽しくなっちゃった。

MacBook 光学ドライブ交換

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開腹!すごいホコリ溜まってる。

外付けドライブを買ってお茶を濁していましたが、やはり単体で完結していないと不便です。ということでMacBook (Pro) 用 DL対応 8x SuperDrive Apple純正品 新品GSA-S10Nに交換しました。



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左割れそう...。

かねてからのマグネット強すぎる MacBook 問題により僕のキーボードも割れそうな感じ。キーボードを外すときはヒヤヒヤしました。



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右割れそう...。

無償交換って噂を聞きましたがね。やってくれるのかな。



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左側面割れてる...orz。

マグネットとは関係ない左端がピロンピロンになっていました。これは?プラスティックの劣化みたい。


MacBook Pro からの流用なので、ネジが1カ所合わないんだよなぁ…。まいいか。ネジ強く締めてあるところが1カ所あって外すときナメそうでスゲー怖かったです。結局、3時間かかって指先痛し。

そんなこんなで、去年 HDD 交換してメモリを強化して、さらに光学ドライブを交換したので、もう少し使い込んでやろうと思います。

インビクタス

All Blacks
憧れのAllblacksのキャップ

109シネマズMM横浜で。去年のグラン・トリノが最高だったのです。新作をバンバン撮っているクリント・イーストウッド監督作品という事で観ないわけにはいきません。期待通り男臭い映画でした。

南アフリカ共和国の27年間の牢獄生活より解放され初の黒人大統領となったネルソン・マンデラの伝記的物語。といっても最近のゆとり世代の若者の中には話が通じないアホが居るので非常に残念。そんな若い世代にこそ観て欲しいと思います。ラグビーものの原点スクールウォーズで泣いたオッサン世代にも是非!

舞台は1995年の南アフリカ開催のラグビー・ワールドカップ。アパルトヘイトの象徴的存在であったラグビー代表チーム(スプリングボクス)を利用して政治理念を実現しようとするわけですが、その根底に赦しという強い概念があり、白人支配階級と黒人国民を一つにまとめ上げる事に成功するというアバターとは正反対の米国映画という面白い結果です。

スポ根映画としてのハイライトはやはりラグビーの試合なのです。このシーンがド迫力です。男のスポーツとしてサッカーとラグビーを親父に仕込まれた幼少期を過ごした僕ですが、画面を通していても体は動くし、ゴールには歓喜の雄叫びを上げそうになる程に引き込まれました。役者がマジにラグビーやっているようにしか見えない臨場感。マット・デイモンは体が小さいけど筋肉つけて逞しいしザック・フュナティはジョナ・ロムーそっくりで本当に強そう。選手の役者はトレーニング大変だっただろうなぁ。太ももスゲー!芝生の匂い汗臭さシューズやボールの皮の匂いまで伝わってきそうな映像でした。

実話に基づくドキュメンタリー風という映画では脚色で、ホントかよという嘘臭さが命取りになると思うのですが、そんなシーンも少なくて没頭出来ました。モーガン・フリーマンもマンデラそっくりですしね。オール南アフリカロケで、とことんリアルな映画を目指した気合いは素晴らしい。そして、民族や国家を超えた男たちの闘いと生まれたばかりの民主国家を導くマンデラの優しさと信念の強さに感動しました。

この大会での日本対ニュージーランド(Allblacks)戦で17-145という1試合最多失点の大会記録にも触れられています。準決勝でマンデラは日本企業との会談中に勝利が伝えられるという場面も面白い。日本通なイーストウッドらいしい描写です。ところで2019年ラグビーワールドカップは日本開催です。世界では野球ではなくラグビーかサッカーがメジャーなスポーツですから盛り上がって欲しいですね。


映画評論家・町山智浩さん – 小島慶子 キラ☆キラのインタビューでの話も面白いですよ。アッチもマグナム級の爺さん達には負けられないぞ。

公式サイト

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アバター

109シネマズ川崎の IMAX で 3D 上映で観てきました。ま、話題にもなっているし観ておこうと。平日にもかかわらず超満員で端っこの席しか取れませんでした。

やはり3D と CG はスゴイ!金かかっているだけあります。美しい。発射される催涙弾を思わず身をかわしてよけてしまいました。しかし端っこの席だったので、映像がズレている部分もあって残念でした…。観に行くなら中央席を予約して行くべきですね。

というわけで、3D で観る映画で見所は 3D 以外無いという残念な結果。迫力はあるのですが、ひたすら長く感じてしまうバトルシーン。主人公は障害を持った海兵隊員でアバターになると無敵状態という子供向けアニメ設定。エイワと呼ばれる意識体の星としての仕組みとか、自然と共生する意義とか、全く描かれていない。絆を結ぶという考え方を、もっと中心に据えてもいいんじゃないかしら?なにしろ主人公の闘う動機付けが、ナヴィの生き方や星の自然に共感してとかじゃなく、ねーちゃん好きになっちゃった的な軽い気持ちで、前編通して何も成長していないし、登場シーンから全く感情移入できないまま終わってしまったのでした。

試練を乗り越えてヒーローが誕生するという古典的なストーリーでさえも描ききれていないという体たらく。え!?簡単じゃん、デカイ竜に乗るの。うお!いつの間にか槍で防弾ガラス貫通出来るし…。反発し合った男同士の友情とか燃えるポイントもあるのに完全スルー。大体が障害のある体を捨ててアバターとして生きる事が人生諦めていないか?銀河鉄道999の機械の体だね。

もののけ姫の世界観がベースになっていると本人のインタビューを、どこかでみました。宮崎アニメ大好きなんだろうな。重戦闘機は未来少年コナンのギガントだし、森の中で「あなたは騒ぎすぎる」とナウシカ風な台詞出でくるし、終盤、やはり不思議なくらい強くなった姫様に助けられ、ジェームズ・キャメロンは、でかくて強い女に抱かれたい欲望で映画を撮っているのかと映画評論家・町山智浩さん – 小島慶子 キラ☆キラを、大笑いしながら聞きました。

普段、映画館に来ていない客層なのかマナーの悪い人が多くて辟易しました。上映中おしゃべりは勿論、携帯を開くなよ!と…。懐中電灯つけて席を立つオッサンにはビックリしました。えっ!!と。話題性だけで客が入っている映画なのだと感じました。

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