クリスマスアルバムその1。最近のビッグバンドでは定番になってきた(過去に出た2枚が合体している)アルバムです。譜面と CD を抱き合わせで販売する商法でアマチュアビッグバンドでは取り上げられる事が多いですし、このアルバムの曲は、この時期演ることが多いです。かなり大変です。とても大変です。ウェイン・バージェロン先生が居るから譜面には容赦ない電信柱が立っています。元々の譜面には「For Wayne」と書いてあるパート譜らしいのですが…。
最近のヨーロッパのラッパ吹きといえば、思い出すのは、ファブリッツィオ・ボッソとフラヴィオ・ボルトロのトランペット対決の「Trumpet Legacy」とか、ボッソも入っているアンドレア・サバティーノの「Pure Soul」といったイタリアンジャズトランペットの猛者達の CD ですが、おフランスにも凄い人がいました。ニコラ・フォルメル(フランス語の発音?)のボブ・ミンツァーをゲストに迎えたライヴ盤です。ミンツァーがフランスツアー中という事での合体バンド形態企画で4,7曲目はミンツァーバンドのフィル・マーコヴィッツ(p)、ジェイ・アンダーソン(b)とジョン・ライリー(ds)が入って、まさにミーツ・ボブ・ミンツァーです。